忙しいワーママが家事・育児とすべてを一手に担うのはとても大変なこと。
パートナーである夫はぜひとも戦力として一緒に頑張って欲しいところです。
しかし、現実はどうでしょう。
ちっとも役に立たない・・・
もう諦めてはなからあてにしてないわ
こんな声が聞こえてきそうです。
同じ親であるはずなのに、どうしてこんなに頼りにならないのか・・・
私も子供を産んで、当初夫の役に立たなさ具合に愕然としたものです。
初めての子育て。
それも双子だったにもかかわらず、夫の仕事が忙しく、がっつりワンオペ育児。
それでも、専業主婦の間は夫が役に立たなくても仕方ない、私がやればいいことと思っていました。
私も収入がないですし、夫が外で働いてきてくれている、役割分担だな、と思っていたのです。
しかし。
私も外で働くようになってからは、そんな悠長なことを言っていられなくなりました。

とにかく、家事が回らない!!
どんなに朝活を利用して、おかずの作り置きをしたり、洗濯を夜のうちに済ませたり、掃除機をかけるのは週末だけにしてみたりしても、やっぱり物理的に手が足りないのです。
そこで、すでにあるリソースとも言える夫を活用しない手はありません!!(笑


ママ友のように話せばすぐに通じて、助け合える存在になるには、時間と根気が必要ですが(笑
それでも、徐々に夫も家事ができるようになるのです。
我が家は今では、洗濯は夫におまかせ。
これだけでも随分楽になっていますが、積極的に掃除機をかけたり、お皿を洗ってくれたり、と積極的に頑張ってくれるようになりました。
私の教育の賜物?!
と言いたいところですが、私が教育したというよりは、私の無言の圧に屈した、、、という方が正しいかも(^^;;;
今回はどのようにして夫が家事を積極的に行うようになったのか、その過程をご紹介したいと思います。
よかったらお付き合いください^^


そもそも私のしてほしい家事と夫が考える家事とが違っていた
そもそも私は家事をして欲しいというよりは、「子どもと遊んで欲しい!」という気持ちの方が強かったのです。
平日遅くに帰宅して子どもとコミュニケーションをとる時間もなかった夫。
週末くらいは子どもと一緒に公園に行ったり、体を動かしたりして、遊んで欲しかった…
その間、しばらく私の一人の時間も持てますし。
しかし、夫は「お皿を洗う」「ゴミ出しをする」「お風呂掃除をする」という“家事を手伝う”という発想でいました。
「子どもたちと公園に行ってほしい」とお願いしても、
「子どもたちも行きたがらないし」と言うばかり。
「行きたがらない」んじゃなくて、そもそもあなたに行く気がないからなんじゃないの?と思いながらも、それを言葉にすることもできず。
仕方ないので、私が連れて行こうとすると、「一緒に行く」と言う。
・・・それでは全く意味がない。。。
当時は本当に自分の時間がなくてイライラしがちでした。
しかし、夫が苦手とすることをお願いしても一向に改善しないのは当たり前。
人間、苦手なことをどうにか改善しようとするより、得意なこと、強みを生かした方が早いですもんね!
そこで視点を変えて夫ができることにフォーカスをしてみました。
すると、夫も家事力も上がり、私の負担も少しずつ減り、仕事との両立がしやすくなりました!
ワーママが思う存分仕事をするためには、夫の家事のスキルアップは欠かせません!
まずは夫ができそうな家事3つを厳選して習慣化!
夫の家事:ごみ捨てのスキルアップ


これは特に難しいこともなく、ゴミの種類を曜日に合わせて「ゴミをまとめて出す」というもの。
当時、マンションに住んでいたので、マンションのごみ置き場に出せば完了!のタスクです。
「簡単、簡単!できてる、できてるー」
と思われがちですが、案外できてないですよね?!
“ゴミを出す”という作業には、その前に、
「ゴミをまとめる」
「新しいゴミ袋をセットする」
という、その他“名もなき家事”とも言える作業を伴います。
この部分、案外見落とされがちでした・・・
いやいやいやいや、そんな厳しい事を言わなくてもー。と思われるかもしれませんが。
ここを含めての「ゴミ捨て」。
中途半端は困ります(笑
セットで覚えてもらいました。
最初のうちは忘れていることも多かったです。
その時は、ゴミをまとめて捨てられるだけの状態にして玄関に置いておきました。
すると、「あ!今日はゴミの日だった!」と気づいてゴミを捨ててくれるようになりました。
今でも、ゴミ捨てを忘れる日もありますが、そこはあまりキッチリと分担したりせず、
「できる時にできる方がする」
というスタンスで、バランスをとっています。
夫の家事:お皿洗いを習慣化


「食事が済んだら、食べ終わったお皿をシンクへ下げる」
これについては、子どもたちもしっかり浸透してできています。
夫もできていましたが、もう一つ先のステップに進んでもらいました。
当時、帰宅の遅い夫だけ晩ご飯の時間が遅くなることが多かった我が家。
既にみんな食べ終わってお皿も洗い終わってシンクがきれいに片づいて、、、というところで、夫の晩ご飯。
シンクに夫の食器だけ翌朝まで残されている、あるいは自分が洗ってもいいのですが、できれば夫に洗ってもらえた方が助かりますよね!?
「できればお皿を洗って欲しいんだよね」ということを具体的にお願いしました。
・お皿、少しお水につけておいてもらえる?そしたら洗いやすくなるから。
・ちょっとお皿洗っといてもらえる?ママ、洗濯物できたから干さなきゃいけないから。
などなど、言葉巧みにお皿を洗う方向へ誘導しました。
ただし、「今日は疲れているな」と感じた時や面倒そうだな、という日には無理にお願いしたりしないように気を付けました。



観察力も大事です
そのうちに、余裕がありそうな日は、お願いするとすんなりとやってくれるようになりました。
そして、気づけばそれが習慣になり、今では「なんとなくお皿が残っていると気持ちわるいんだよねー」と言いながら、いそいそと洗うまでに!
何事も「習慣化」してしまえば、特に苦もなく、考える前に体が動くようになるのです。
だって、「歯を磨く」時に何かを考えたりする必要はなく、自然の流れで行いますもんね!
夫の家事:お風呂洗いを習慣化


夫、なぜかお風呂は朝と夜2回入ります。
湯舟にお湯をためるのは夜だけなので、朝はシャワーのみですが。
夜、せっかくお風呂を拭き上げてカビやカルキ汚れを防いで・・・と思っていても、朝また入られちゃうとその作業が2倍。。。
なんだか夜その作業をするのが無意味に思えてしまったんですよね。
できる時だけにしよう、と思ってそのままにしていたら、やっぱり鏡や壁なんかにカルキが残ってしまったんです。
そこで、理由を説明して「朝シャワーを浴びたついでに簡単でいいから掃除して欲しい」とお願いしました。
この「理由を説明する」というのは男の人の意識に働きかけやすいのかも。
なぜこれをやってほしいのか、その理由はこうこうで。
だから、必要なんだよね!助けてほしいの!
「これをやってほしいの!」
理由を告げずにと闇雲にお願いするよりは、
具体的にお願いすれば、「それならばやらねば」という気持ちになりやすいようです。
夫も自分が朝も夜もお風呂に入っていることによる家事の増加は分かっていたので、上がる前に浴槽を流し、ササッと鏡や扉など拭いてくれるようになりました。
簡単でも掃除をしてくれているので、夕方のあわただしい時に改めてお風呂掃除をしなくていいというのは大きかったです!どうにも汚れが気になる、、、という時ももちろんあります^^;;;
でも、決してグチグチ言わない、要求しないようにしています。
小言を言ってしまうと、全くやらなくなってしまう可能性が高いですもんね・・・
そんな時は、私がガツガツやっちゃえばいいや!というスタンスでいます。



どんどん適当になっている、とも言いますが、「汚れで死にはしない」くらいの精神でいいのかな、と(笑
パパという役割の中でも得手不得手がある


私のしてほしかった「子どもと公園で遊ぶ」という分野は夫には向いていなかったようです。
どこかで、私の理想を押し付けていたんですよね、「パパは休みの日は子どもと元気よく公園で遊ぶ!」っていう。
だけど、仕事に得手不得手があるように、パパという役割の中にも得手不得手があるんだな、と考えるようになってから随分ラクになりました。
パパという役割を細分化して、「これとこれならできる」というものを見つけていってあげればいいんだな、と思いました。
それでも、これみよがしに子どもたちを連れて「公園に行ってくるねー!」と言ってでかけようとすると
「あ、俺が連れて行こうか?」と言うこともあったりして。



結局、私の無言の「圧」が一番効いているのかも・・・(笑



こ、怖すぎる・・・
最後に
今回は、三男が生まれるまでの夫の家事への取り組みについてご紹介しました。
三男が生まれてからはまた事情が変わり、夫にして欲しい家事も「保育園の送迎」が第1位になったのですが、これもまたまたハードルが高くて夫にお願いするのは無理だったんですよね・・・・
結局いつの時代も、私が一番望んでいる家事はお願いできないという結果になってしまいましたが。


あなたの家事負担が少しでもラクになって、仕事に子育てに、楽しく邁進できますように!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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