子どもが中学生になったら正社員で働きたい!の理想と現実│実際に働けている人は2割

子どもが生まれ、一旦仕事を離れた女性が正社員として再就職することがこんなに大変だとは思わなかった…
私自身が強く感じたことです。

明治安田生活福祉研究所は、2018年3月に全国の25歳~44歳の男女12,211人を対象に「出産・子育てに関する調査」を実施しています。

出典:明治安田生活福祉研究所

この調査結果の中で見えてきたのは、

結婚した女性が「正社員でフルタイム勤務」をしたいと思う時期は、

結婚から第一子出産まで 5~6割
末子が中学生以降    4~5割

末子が未就園児の時期は専業主婦が7割であることを考えると、子どもが小さい時期に正社員として働くことがいかに大変なのかが見える結果であるといえます。

また、末子が中学生になったら「フルタイムの正社員」として働くことが理想との回答が4割~5割あるのに対し、現実は2割にとどまっているという結果に。

今回はこの調査結果を元に、なぜ主婦がフルタイムで働くことが難しいのかについて考えていきたいと思います。

目次

働きたい主婦と実際に働く割合のギャップが生まれるのはなぜなのか?

その理由は大きく2つあると思います。

①子育てしながら働くのは大変
②夫婦間における家事負担割合の認識の差

①子育てしながら働くのは大変

先ほどの調査で、第一子妊娠・出産を機に離職した理由を聞いたところ、最も多かったのは
「子育てをしながら仕事を続けるのは大変だった」52.3% 半数を超え
次いで
子育てに専念したかったから」46.1%
自分の体や胎児を大事にしたいと考えたから」41.8%

実際、私も第一子を妊娠した時に仕事を辞めています。

予想外に双子だったこともありますが、つわりもかなりひどく、体調面の不安も大きかったから。
つわりで仕事を休まなければならず、同僚に迷惑をかけてしまうのも、心理面での負担が大きかったのです。

私の体で新しい命を育てている

その責任はとても大きく重たいものでした。
食事にも気を使いますし、日常生活のあらゆる場面でとても気を使いますよね。

第一子を妊娠、あるいは出産のタイミングで退職する女性が多いのはとても頷けます。
その後待ち受ける子育てがとても大変なことが分かっていると尚更です。

乳飲み子の間は、まとまった睡眠時間はとれませんし、夜泣きをすれば更に寝不足…
生後半年はまだ病気をすることも少ないですが、免疫が切れてくる半年が経過すると、熱を出しやすくなったり風邪をひきやすくなったり。予防接種もたくさんあるので、病院へ行く機会も増えますよね。

予防接種のスケジュール管理だけでも、とても大変です…

育休の期間は会社によって、あるいは仕事の内容によっても変わってくると思いますが、快く育休を取らせてもらえる会社もあればそうではない会社もあるでしょう。

周囲の理解を得ながら働き続けるということの大変さに耐えられずに、離職してしまう場合も。

②夫婦間における家事負担割合の認識の差

先の調査結果によると夫婦間での家事における認識の差も顕著です。

夫側は「平均して3~4割負担している」と思っているのに対し
妻側は「2.5割しか負担していない」と思っている。

この認識の差は、妻が仕事を続けられるか否かの大きなポイントになってくると思います。

私は専業主婦になり、そこからパートを始め、フルタイムのパートから正社員へと働き方を変化させていますが、その間夫との家事の認識の差にかなり悩みました…

仕事から帰宅後、夕飯づくりに、子どもたちの宿題、お風呂に後片付け、そして洗濯…

と、ゆっくり座る暇もないほどに動いているのに、夫は帰宅後、マイペースにご飯を食べて自分のことだけ。
せめて子どもたちとコミュニケーションをとってほしいのに、それすらしない。

こんなに何もしない人にいてもらう意味はあるんだろうか?とすら考えたりも。

そんな紆余曲折を経て、今は夫もしっかり家事をするようになりましたが、家事負担の割合という意味ではどうしても妻の側に多くなってしまうところは否めません…

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働くためにはどんな制度があればいいのか?

先ほどの調査では、「両立のために既婚者が望む勤務先等への制度」も尋ねていました。

こちらの調査結果は男女で違いがありました。

女性男性
「子育てのための勤務時間・勤務日数の短縮措置等」(53.2%)「扶養手当等の支給」(35.3%)
「保育料補助等の支給・増額」(33.1%)「保育料補助等の支給・増額」(31.3%)

女性は「働く時間の融通」、男性は「金銭的な援助」を求める人が多い結果となっています。

子育てのための勤務時間・勤務日数の短縮措置等

育児中は、保育園の送迎や子供の急な病気など、定時勤務が負担になることが多々あります。
「仕事と育児を両立させたい」と願う多くのママは、時短勤務や時間単位での有給の制度など柔軟な働き方のできるシステムを求めています。

また、保護者会や参観日など、1日の有給ではなく数時間だけお休みにして欲しい、という状況が生まれます。

その場合には、時間単位での有給休暇システムがあると働きやすいといえるでしょう。

派遣という働き方を検討してるあなたはこちらの記事もどうぞ!

保育料補助等の支給・増額

会社によっては、出産お祝い金が出たりするところもありますよね。

私が以前働いていた会社では1人につき20万円のお祝い金が出ました!とてもありがたい制度でした。

住宅手当と同じように、子ども一人につきいくら、という形での補助金があれば、例えば保育園の送迎をベビーシッターさんにお願いしたり、食事の宅配サービスを利用したりとママが仕事を続けやすくなるような対策ができるかもしれません。

職場のサポート・理解

職場のサポートも欠かせない要因です。
子育てに理解のある環境であるかそうでないかは、働けるかどうかの重要なカギを握ります。

「子どもが熱をだした」と連絡が入って、すぐに迎えにいかなければならない状況の時に、すぐに行ける体制であるか、そうでないか。

また、何か困ったことがあった際に相談できる上司や同僚がいるかどうか。

子育て中は予想もつかないことが起きることがあるので、職場の環境も大切な要因です。

なぜ子どもが中学生になってもフルタイム正社員で働く人は2割にとどまるのか

ブランク後の主婦の再就職の難しさ

一度正社員を離職し、専業主婦になって子どもが大きくなってからフルタイムで・・・と計画を立てていても、なかなかその通りにはいかないものです。

その理由は様々です。

  • 子どもが思春期になり新たな悩みが出てくる
  • ブランクが長く自信がない
  • 学校行事などなるべく子供に関わっていたい
  • 現在のパートで十分だと思える

子どもがまだ未就園児の段階では、子どもの預け先がなかったり、急な病気の呼び出しを考えると、フルタイムで働くことへの躊躇があります。
そのため、融通の利くパートで働き始めると、そのままパートで働くことで十分だと感じるケースもあります。

また、子どもが思春期になることで、逆に親を必要とする場合もあります。
学校でのトラブルや人間関係に悩み始める時期でもあるので、不登校の問題も出てきます。

自分自身のブランクが長くなるにつれ、社会に出てフルタイムで働くことへの壁が大きくなっている例もあります。
パソコン等のスキルが十分でなく不安に思う場合も。

体調の変化

「子どもが中学生になったら手もかからなくなるし、バリバリ働ける!」

と思い描いていたのですが、実際に子どもが中学生になると、親自身の年齢も上がっているもの。
体調面でこれまでにない不調がでてきたり、体力が低下してきたなと感じたり。
更年期の症状が出てくる人もいるでしょう。

私の場合も、体力の低下をとても感じるようになりました。

以前は、少しくらい無理をしても平気だったことが、全く無理が効かなくなり、睡眠時間をしっかり確保しないと全く機能しない状態になってきました…

まとめ

今回は、明治安田生活福祉研究所の調査結果をもとに、子どもが中学生になったらフルタイムで働きたいママの現状を見てきました。

本来であれば、末の子が中学生になればかなり手も離れ、フルタイムで働くこともできる状態になります。

しかし、これまでの自分の仕事のブランクであったり、体調面であったり、子どものそれぞれの様子であったり、また家事負担などを考えると、実際にはフルタイムで働いている40代主婦はまだまだ少ないことが分かりました。

とはいえ、これからは100年時代と言われています。

40代の私たちはまだこれから十分に働く時間があります。

正社員フルタイムというだけでなく、在宅でできる仕事も多くあります。

いろいろな働き方を組み合わせて、柔軟に対応していけるようにしておきたいものですね!

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