【レビュー】『あやうく一生懸命生きるところだった』

ママ友

最近、毎日忙しくて、なんだかちょっと疲れてるのよね・・・

はな

それは心配だなぁ・・・ぜひオススメしたい本があるから紹介させて!!

この本は韓国でまたたく間に25万部超のベストセラーに。韓国人イラストレーターのハ ワンが、40歳という節目を前に自分をすり減らす生き方をやめるところから始まります、ノープランで。
フリーのイラストレーターになるも、仕事のオファーもなく、実はそれほどこの仕事が好きでもなかったという事実に気づいてしまう。

「同じ人生なら「一生懸命」より「楽しく」

自分らしい生き方を模索する、頑張りすぎてしまっているあなたにオススメしたい本です。

私はこの本を最初夫に勧められました。
ちょうど会社を辞め、ゆっくりと自分の生き方と向き合う時間でした。

うつ病になってしまうほどに働いていた私にとって、このメッセージが妙に刺さり、更にはこのなんとも言えないユルいイラストに癒され。

はな

なぜかつい頑張りすぎてすり減ってしまう私、、、夫がこの本を読まずしてタイトルだけで勧めたくなる気持ちも頷ける・・・

そして、本を読んだあと、「あぁ、肩の力を抜いて自分らしく生きてもいいんだよね」
という、ほっこりした気持ちになります。

「頑張らない」という、人生を賭けた実験に挑んだエッセイ。

この本の中から、私の心に刺さったフレーズを5つご紹介します。

目次

何のために必死に頑張っているの?

何のために必死に頑張っているの?(p,24)

生きているうちに知らず知らずのうちに参加させられていた”レース”。
誰が一番にお金をかせぐのか、だれが一番最初に家を買うのか、誰が一番出世するのか・・・
数々のレースに無意識のうちに参加させられ、一生懸命頑張って、そして疲弊していることに、当事者はなかなか気づけなかったりするものです。

道は絶対、一つじゃない

ほかの選択肢はないという「執着」(p.55)

あきらめずにチャレンジすれば夢は叶うというサクセスストーリーと他の道はないと妄信してしまうのは紙一重。
「あまりにもつらく耐えがたいならあきらめろ。あきらめたって問題ない。道は絶対、一つじゃないから。」(p.62)
当時、退職してしまったことについて、
「この選択は正しかった」と思う反面
「辞めてしまって本当によかったんだろうか」
という気持ちもあり、揺れ動いていました。視野がとても狭くなっていたんだと思います。
この一節が私の心を軽くしてくれたのは言うまでもありません。

ひとりの時間は必要だ

「ひとりの時間を望むのは、それだけ人間関係に疲れている証拠だ。
だから、ひとりの時間は必要だ。
ひとりの時間は治癒の時間なのだ。」(p.110)

あぁ、だから!
私がひとりの時間が必要なのはそういうことなんだ・・・
私は疲れているんだ・・・

「私は疲れている」

そのことを認識するかのように、この言葉をノートに書き記した時、本当の意味で自分の問題と向き合えたような気がします。

正解は一つではない

なぜ僕らはいつも、正解がただ一つしかないかのように、そこに群がるのだろう?(p。178)


正解が一つしかないと思い込み、そこに向かって消耗している人は多いのではないでしょうか?
だけど、人生の正解は一つではないし、他の人と違っても自分らしく生きていけばいい。
自分らしく生きる、そのことに早く気づいて軌道修正できれば、きっともっと生きやすい世界が待っているのだと思います。

普通の毎日が幸せ

「もしかすると満足できる生き方とは、人生の大部分を占めるこんな普通のつまらない瞬間を幸せに過ごすことにあるのではないか?」(p.232)


普通の毎日がいかに愛おしく大切なものであるか。
1日1日を大切に積み上げていくこと、当たり前のようで当たり前ではないことに病気をしてから気づきました。
”幸せ”はあなたの日常の中にある、、、そのことに気づかせてくれます。

まとめ

『あやうく一生懸命生きるところだった』の中から特に心にのこった箇所をご紹介しました。
他にも、読んでいるとブンブン首を縦に振りたくなる内容がたくさんありました。

毎日一生懸命がんばっているけれど・・・

何に向かって走り続けているのか分からなくなってきた・・・

少し息切れがしているかもしれない自分をだましだまし過ごしている・・・

はな

そんな頑張るワーママにぜひとも読んでほしい一冊です!!

暑苦しくてすみません(笑

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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